春の足音を運んでくる筍(たけのこ)について

タケノコとは竹のこと。地下の茎から出てきた、皮に包まれている若い茎の部分のことを指しているわけですが、このくらいはグルメ雑学として語るまでも無くご存知の方が多いものでしょう。10日のことを旬日と呼んでいますが、10日もすれば竹になってしまうことから「竹」と「旬」を組み合わせて「筍」という漢字が使われるようになった…というのは立派なグルメ雑学になるものでしょう。さて、食材としてのタケノコで需要が高いのは妄想竹のタケノコだそうで、その旬としては4月〜5月は一般的なシーズンになっています。特に京都産のタケノコは品質も味も高評価な品が多いことで知られています。日本の料理は季節を大切にするレシピが多いこともあり、タケノコは春を代表する食材としてのポジションを持っていますが、年間を通して供給するために水煮して保管されているものが流通していますから、オールシーズンでタケノコを楽しめるという贅沢な時代になっているわけですね。

タケノコ選びで大切なのは短さ。どちらかと言えばズングリとした印象を受ける商品の中で、皮にツヤを感じられるものを選ぶのがコツだと言われています。グルメ雑学で特に注意して避けたいのは、先端が緑色に変わりつつあるようなタケノコでしょう。こうした商品は育ちすぎているタケノコですから、味にえぐみが増しているのです。切り口が乾燥し切っているようなタケノコはもちろんのこと、皮が黒ずんでいるようなタケノコも古いものになりますから、それなりに味が落ちてしまうというのが通説です。

タケノコを煮る場合には、皮を付けたまま煮るようにしましょう。お米のとぎ汁を使うのも良いとされていますし、赤唐辛子を2本〜3本加えてみたり、ぬかを加えてみるのもオススメです。煮あがったかどうかの判断については、根元へ竹串を通してみると良いでしょう。スっと通るようであれば茹で上がっているわけです。その後は3時間くらいは放置して、完璧に冷ますのがグルメ雑学の重要ポイントです。これを行わずに皮を剥いてしまうと硬いタケノコになってしまうので気をつけたいですね。煮た後でもタケノコの部位によって硬さなどが異なっているものですから、それぞれに適した料理方法を用いるのがコツのようですね。先端に近い柔らかい部分には薄い味付け、根元に近い硬めの部分には濃い目の味付けが基本です。料理方法としては他にも、掘りたてのタケノコを刺身にする食べ方が特に美味しいと言われています。